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デイビッド・モイーズが今季限りで退任
プレミアリーグのウェストハム·ユナイテッドは6日、今季シーズン終了時に契約満了を迎えるデイビッド·モイーズ監督と契約延長は行わず、今季限りで、同監督が退任することを正式発表した。ウェストハムは、4日に行われたアウェイのチェルシー戦で、0-5の大敗を喫し、直近のリーグ戦では9試合で勝利から見放され苦戦を強いられていた。
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スコットランド出身のモイーズは、2017年11月にウェストハムの監督に就任。当時、降格圏に沈んでいたチームを残留に導くが、シーズン終了後に退任する。しかし、2019年12月に再就任。以降、在籍した4年半でプレミアリーグのトップ7入りを2度果たし、さらには、3シーズン連続でヨーロッパカップ戦の出場権を獲得した。昨シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では、1980年にFAカップを掲げて以来となる、クラブにトロフィーをもたらしている。
ウェストハムの会長を務めるデビッド・サリバンは、契約満了で退任となるモイーズについて、「クラブにもたらした貢献に対して、心から感謝の意を表したい」と述べ、これまでのモイーズの功績を称えた。
また、クラブはモイーズのコメントを以下のように公式サイトに掲載。「私がウェストハムに就任した時は、降格圏の一つ上の順位だったが、そこからヨーロッパの舞台に3シーズン連続で出場したことを振り返ると素晴らしい旅だった。プレミアリーグで、6位と7位という結果を残し、昨年6月にはECLで優勝した。これはクラブにとって43年ぶりの大きなタイトルだったのでとても嬉しかった」
「過去4年半に渡って支えてくれた全ての選手たち、彼らが成し遂げたすべての成功に感謝したい。ウェストハムのみんなと仕事ができて本当に楽しかった。この素晴らしいクラブで指揮を執る機会を与えてくれた役員に感謝したい。後任者の監督、選手、スタッフ、ファン、そしてウェストハムに関わる全ての人たちのこれからの幸運を祈っています」
なお、クラブは、新監督については、決定するまではコメントをしない意向としている。後任候補については、2022年11月からウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(ウルブス)を指揮し、今シーズン開幕の5日前に、クラブとの合意のもとに契約を解除していたフレン・ロペテギが有力視されている。
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