「彼にパスを出しやすい」グスタフソンが明かす大久保智明との関係性
スウェーデン代表のアンカーは「(大久保とは)素晴らしい関係性がピッチ上で構築できています。動きが素晴らしかった。どこにポジションを取ればいいか、しっかりと理解しているので、彼にパスを出しやすいです」と相性の良さを口にする。
その中、スコアが動いたのは42分だった。左サイドの崩しから大久保がヒールで中島につなぐと、そのスルーパスを受けた伊藤敦樹が2列目から飛び出し先制点を奪った。
66分の追加点は、グスタフソンのパスを受けた伊藤がドリブルで進み、大久保がダイアゴナルランでスペースを作ると、背番号3が左足を強振しネットを揺らした。
ペア・マティアス・ヘグモ監督は「テンポも良く、良いコンビネーションもあった。前節の前半は良かったが、今日の試合前には『それを90分間維持しないといけない、攻守にわたって規律を維持しないといけない』と言った。戦術的なところ、強度の高さが非常に高いレベルで表現できたと思う」と振り返った。
そして「守備のところでボールを奪った時に、ゴールの前のところでランニングがあった。1人だけでなく、第2波、第3波と選手が駆け上がっていった。例えば2点目では大久保が伊藤の前を走ることでスペースが生まれ、得点になった」と、そのプレーを評価した。