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冨安健洋、課題はフィットネスの問題だけ?
プレミアリーグ第36節、アーセナル対ボーンマスの試合が現地時間3日に行われ、アーセナルが3-0の勝利をおさめた。この試合で、フル出場を果たしたアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に対し、英メディア『アーセナル・インサイダー』が高評価を下している。
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冨安はふくらはぎの負傷により長期離脱していたが、プレミアリーグ第30節のマンチェスター・シティ戦から戦列に復帰。途中出場が多かったものの、現地時間23日に行われたチェルシー戦では先発起用された。そして、前節のトッテナム戦でフル出場を果たすと、今節のボーンマス戦でもフル出場を果たし、アーセナルの勝利に貢献している。プレミアリーグ優勝へ向けて大詰めを迎えている段階で、左サイドバックのポジションは、誰よりも冨安が重要視されている状況だ。
同メディアは、アーセナルの根強い問題として、ブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴール、ベン・ホワイトがいる右サイドに比べ、左サイドが迫力に欠けることを指摘している。しかし、「冨安が完全復帰し、左サイドバックでプレーするようになったことで、アルテタのチームはピッチのその部分でより多くの選手を前に出すことができるようになった。冨安はアーセナルのチームで最高の1対1のディフェンダーと評されているが、ボーンマス戦ではファイナルサードでも十分に貢献できることを示した」と主張。2本のキーパスと、空中戦で6回勝利したことを挙げ、守備だけでなく攻撃面でも相手の脅威になっていたと評価している。
左サイドバックのポジションを争うアーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコには守備の課題、ヤクブ・キヴィオルには攻撃の課題があると指摘し、それを踏まえた上で「冨安はアーセナルがそのポジションの選手に必要とする特性をすべて備えている。週給10万ポンドの冨安にとっての課題は、度重なるフィットネスの問題を克服し、レギュラーとして活躍できることを証明することだ」と報じた。
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