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アーセナル躍進の理由は「オールドファッションなCB」。現地報道「ほんの2年前までは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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フランス代表DFウィリアン・サリバ
【写真:Getty Images】



ガブリエウ・マガリャンイスとウィリアン・サリバが最少失点に貢献

 今季のアーセナルはここまでプレミアリーグ最少失点を誇り、現在36試合を終えて暫定首位に位置している。チームを最終ラインから支えるウィリアン・サリバとガブリエウ・マガリャンイスについて、英紙『インディペンデント』が現地時間6日に「オールドファッションなCB」と表現し、その特色を分析している。


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 同紙は前置きとして、「近年のセンターバックは基本的にローテーションを前提としている」と述べ、マンチェスター・シティやリバプールを引き合いに出しながら、今季のアーセナルの異質さを指摘する。今シーズンのチームでは、サリバとマガリャンイスの2CBがほぼ固定メンバーとして不可欠な活躍を見せている。

 ジュゼップ・グアルディオラ指揮下のシティについて、同紙は「(CBの)メンバーが固定された例はなく、4人の選手でこのポジションを回す場合もあった」と述べている。また、「全盛期のリバプールについては、フィルジル・ファン・ダイクの絶対的な存在によるところが大きい」と指摘し、やはり2人のCBが最終ラインを守り続けるケースは稀であると見解を示している。

『インディペンデント』はサリバとマガリャンイスの働きが「アーセナルの今季の得失点差に影響している」と述べ、チームへの貢献を称えた。また、サリバについて「ほんの2年前までは、監督に『試合に出してくれ』と直訴するような選手だった」と付け加えており、今の活躍に至るまで大きな成長があったことを補足している。

 なお、サリバはここまでリーグ戦全試合にフル出場を果たし、マガリャンイスは34試合に出場している。

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【了】

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