9位:オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年12月25日
推定年俸:906万ユーロ(約12.7億円)
23/24リーグ戦成績:26試合1得点2アシスト
9位には906万ユーロ(約12.7億円)の年俸を受け取るウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコがランクインした。
マンチェスター・シティ時代にジョゼップ・グアルディオラによってトップ下から左SBへとコンバートされたジンチェンコは高い技術力の持ち主だ。今ではミケル・アルテタ監督のチームでもSBを内側に絞らせる“偽SB”が浸透しているが、それはこのウクライナ代表DFが加入した2022/23シーズン以降のことであり、現戦術をチームに落とし込む上で極めて重要な存在となった。
誰も予想できない神出鬼没なポジショニングから1本の縦パスで決定機を作るなど、ファイナルサードでの貢献度が高い一方で球離れやビルドアップ時の立ち位置の悪さが目につくことも。直近のプレミアリーグでは2試合連続で出番なしと序列を落としている。現行契約は2026年夏までで、来シーズンからオランダ代表DFユリエン・ティンバーが本格復帰をするとなれば今夏の移籍の可能性もあるかもしれない。