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世代別代表では圧巻も…。A代表で輝けなかった日本人(5)荒すぎる? 冨安健洋、板倉滉に差をつけられた男

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

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東京五輪での久保建英や三笘薫のように、世代別のサッカー日本代表で活躍したのち、A代表でも中心選手に成長する選手は多くいる。一方で、世代別代表で存在感を放ちながらも、A代表にうまく定着できなかった選手も枚挙に暇がない。今回は、年代別の代表で期待を集めながらも、その後は苦しんでいる選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照、4/13時点。


DF:立田悠悟


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年6月21日(25歳)
所属クラブ:柏レイソル
2024リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

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 立田悠悟は、清水エスパルスの下部組織で育ち、2017年にトップ昇格を果たした。プロ2年目の2018年から本職ではない右サイドバックでの起用が増えてコンスタントにプレーするようになると、夏に行われたアジア競技大会でU-21日本代表のレギュラーセンターバックとして活躍。グループステージ第2戦のパキスタン代表戦を除く全試合にフルタイム出場して、準優勝に貢献した。

 翌2018年にはAFC U-23選手権に出場し、翌年夏には東京五輪世代を中心に構成されたコパ・アメリカ2019でA代表デビューを果たしている。191cmの長身で身体能力も高い立田は、対人守備の強さを活かして存在感を示した。

 だが、同世代ではすでにヨーロッパへ羽ばたいていた冨安健洋や板倉滉がいたほか、東京五輪では吉田麻也がオーバーエイジ枠で招集され、立田は目標としていた大舞台に届かなかった。

 その後も同世代のライバルたちから場所を奪い取るほどのパフォーマンスは見せられていない。最近でいえば、昨季のJ1第17節の横浜F・マリノス戦で立て続けに警告を受けて退場になったことはちょっとした話題になった。ファウルに対するイエローカードは仕方のないものだったが、相手がすぐにリスタートできないであろう状況でボールをピッチの外に蹴り出して遅延行為を取られて2枚目のイエローカードが出て退場だった。その後、チームは2失点して負け、痛恨の判断ミスとなっている。

 立田は、DFとして高い能力があることは間違いないが、大事なところでの冷静な判断力という意味では、A代表に呼ぶには説得力が欠けるかもしれない。

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【了】

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