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なぜアジアカップに呼ばない? Jリーグで輝く23歳以下の逸材10人。パリ五輪希望の才能たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:市原吏音

市原吏音
【写真:Getty Images】


生年月日:2005年7月7日(18歳)
所属クラブ:大宮アルディージャ
2024リーグ戦成績:9試合2得点1アシスト

 大宮アルディージャの下部組織で育った市原吏音は、2023年に18歳5日でトップデビューを果たし、J2で17試合に出場した。クラブはJ3に降格したものの今季はレギュラーというだけでなく、副キャプテンとしてチームをまとめる役割も担っている。

 市原は、187cmの長身DFで対人守備に不安はない。さらに、判断力も抜群で、対人能力に頼りすぎず、ポジショニングでピンチを未然に防ぐこともできる。足元の技術にも自信を持っており、相手をかわして自ら持ち上がるシーンは多く、攻撃の起点にもなれるセンターバックだ。

 サイズも能力も抜群の市原は、各年代別の日本代表に招集されてきた。今年1月から2月にかけて行われたAFCアジアカップカタール2024には、トレーニングパートナーとしてA代表に帯同していることからも、日本サッカー協会が期待して見守っている才能であることがうかがえる。

 18歳の市原は、ロサンゼルス五輪を目指すこともできる世代だが、飛び級で呼ばれても不思議ではない規格外の才能だ。

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