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フォーカス 4か月前

なぜアジアカップに呼ばない? Jリーグで輝く23歳以下の逸材10人。パリ五輪希望の才能たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:染野唯月

東京ヴェルディのFW染野唯月
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年9月12日(22歳)
所属クラブ:東京ヴェルディ
2024リーグ戦成績:10試合3得点0アシスト

 染野唯月は、2020年に鹿島アントラーズでプロキャリアを始めた。その後、出場機会を求めて2022シーズン途中に東京ヴェルディに期限付き移籍で加入すると、J2で16試合に出場して4ゴールを記録。翌2023シーズン途中に再び東京ヴェルディに期限付き移籍で加入してピッチに立ち続けている。

 東京ヴェルディの1部昇格に貢献した染野は今季も残留し、ここまでリーグ戦10試合全てに先発している。そのうち8試合がフル出場だ。FWとしてシュート技術が高いことに加えて、守備での貢献も期待できるため、城福浩監督の信頼は厚い。

 染野は3月のU-23日本代表戦で2試合に出場したが、ボールロストが目立ち、チャンスにあまり絡めなかった。それでも、U-23アジアカップのメンバーから落選したあとは3得点を挙げており、調子は上々と言えるだろう。

 クラブ公式サイトで今年の初夢と問われた染野は、「パリオリンピックえらばれる夢」と答えている。夢は現実になるだろうか。

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