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元サッカー日本代表監督が韓国代表の新指揮官候補

　韓国代表の新監督候補に、かつてサッカー日本代表を率い、現在はマジョルカで監督を務めるハビエル・アギーレが挙がっているようだ。同指揮官には多くの選択肢があり、マジョルカとの契約延長の可能性や代表指揮官就任の可能性があるという。スペイン『マルカ』が4月30日に報じている。

　メキシコ出身のアギーレは、2014年7月に日本代表監督に就任。しかし、翌年5月に八百長に関与した疑いで日本代表監督としての契約を解除することが発表された。その後、UAEのアル・ワフダやエジプト代表、レガネスなどで監督を務め、2022年3月からマジョルカを率いている。

　マジョルカは今季のコパ・デル・レイ（国王杯）の決勝でアスレティック・ビルバオに敗れ、2度目の優勝を逃したが、タイトル獲得まであと一歩のところまで迫った。リーグ戦では残留圏内の16位に位置している。

　アギーレ監督とマジョルカの契約は今季限りで満了となるが、まだ契約延長をしておらず、去就は不透明な状況。同メディアは「ハビエル（・アギーレ）はいつでも（マジョルカからのオファーを）待っているが、デッキは開かれた」と他クラブや代表監督就任の可能性を指摘している。

　また、候補として挙がっているのはメキシコ代表、韓国代表、さらにはスペインのオサスナだという。韓国代表はユルゲン・クリンスマン監督がアジア杯後に解任され、ファン・ソンホン監督が代理で指揮している。現在、監督の席が空席であるということもあり、韓国代表の指揮官に就任する可能性は高いという。

　だが、アギーレ監督の優先順位としてはマジョルカとの契約延長とのこと。マジョルカの今季の成績次第では、監督交代となる可能性があるが、果たして。

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