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フォーカス 7か月前

今から見ておけ! J3に眠る超逸材選手6人。J1、J2のクラブ大注目! レベルが高い男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:オニエ・オゴチュクウ・プロミス

Onye Ogochukwu Promise
【写真:Getty Images】


所属クラブ:Y.S.C.C.横浜
生年月日:2002年3月13日(22歳)
2024リーグ戦成績:9試合2得点0アシスト

 Y.S.C.C.横浜に所属するナイジェリア人FWオニエ・オゴチュクウ・プロミスは、高知中央高校へ留学。高校1年次から活躍し、3年次にはプリンスリーグ四国で25得点を記録して得点王となった。そして、2020年にY.S.C.C.横浜へ加入する。

 当時チームを率いていたシュタルフ悠紀リヒャルト監督のもと、開幕戦で途中出場を果たし、Jリーグデビューを果たした。そして同年8月のJ3第10節ガンバ大阪U-23戦でプロ初ゴールを記録している。Jリーグ初挑戦でスタメンは2試合のみだったが、23試合に出場となった。しかし、翌シーズンからはメンバー外になることが多くなり、2021~23シーズンの間の出場はわずか13。完全にレギュラーから遠ざかってしまった。

 転機が訪れたのは昨季途中からチームを率いていた倉貫一毅監督体制2年目の今季。第1節〜5節まで途中出場が多かったが、第6節のガイナーレ鳥取戦でスタメンに抜擢されると、20分に先制ゴールを奪い、今季初得点を記録した。これ以降スタメン起用が続いており、計2得点をマークしている。

 オニエの特徴はJ3でも屈指と言ってもいいスピードだ。裏への抜け出しが得意で、抜群のスピードで相手DFを置き去りにできる。また、スプリントも脅威であり、前線からのプレスは相手DFのプレッシャーにもなる。

 Y.S.C.C.では、2023シーズン途中にFW福田翔生が湘南ベルマーレ、今季途中にGK児玉潤が北海道コンサドーレ札幌へ移籍といずれもJ1へステップアップした。オニエもこの2人に続くような活躍ができるだろうか。

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