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【写真：2024 Asian Football Confederation（AFC）】

荒木遼太郎はゴール以外にも攻撃面で多彩なアイデアを見せた

　サッカーU-23日本代表は現地時間29日、AFC U-23アジアカップカタール2024・準決勝でU-23イラク代表と対戦した。この試合に日本は2-0で勝利し、今夏に行われるパリ五輪への出場を決めている。試合後、日本に追加点をもたらした荒木遼太郎がフラッシュインタビューに応じた。

　42分、荒木のゴールは左サイドバックの大畑歩夢による即時奪回から生まれた。大畑が敵陣でボールを奪い返すと、中央に位置をとる藤田譲瑠チマに供給。これを藤田がダイレクトで前にはたき、荒木が反応して相手GKとの1対1を落ち着いて決め切った。

　荒木は自身のゴールについて「チマから良いボールが来たので、自分は冷静にキーパーの動きを見ながら流し込むだけでした」と振り返る。このシーン以外にも、荒木は攻撃面で豊富なアイデアを見せ、フィニッシャーだけでなくパサーとしても出色のクオリティを発揮した。

　また、同選手は今日のプレーを総括し、「足が攣ってでも日本のために戦いたいという気持ちがありました。今までやってきたものが今日の試合ですべて出て、最高です」と感無量の思いを明かしている。

　なお、アジアカップ決勝戦は3日（日本時間 4日 0:30 K.O）に行われ、日本はU-23ウズベキスタン代表と対戦する。