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どんなに才能があっても最初からチームの中心選手としてプレーできるとは限らない。そんな選手たちが経験を積むために設けられているのが「レンタル移籍」という制度である。現在ブンデスリーガで得点を量産しているハリー・ケインやアーセナルの主将を務めるマルティン・ウーデゴールもその1人だ。今回は、レンタル移籍先で輝きを放つ6人の選手をピックアップして紹介する(成績は4月28日現在)。
MF:シャビ・シモンズ(パリ・サンジェルマン→ライプツィヒ)
【写真:Getty Images】
生年月日:2003年4月21日
国籍:オランダ
今季リーグ戦成績:30試合7得点11アシスト(ブンデスリーガ)
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今シーズンもシャビ・シモンズはセンセーショナルな1年間を過ごしている。パリ・サンジェルマンからのレンタル移籍でライプツィヒに加入しているオランダ代表MFは、ブンデスリーガ第31節終了時点で7得点11アシストを記録。11アシストはリーグ2位のスタッツであり、アシスト王に輝く可能性もある。
市場価値が8000万ユーロ(約112億円)まで高騰している彼の才能には疑いの余地がない。レバークーゼンとの第18節で決めた反転からの逆足ボレーシュートをはじめ、彼のフィニッシュやラストパスは天才そのもの。この活躍からライプツィヒは来シーズン以降の残留を希望しており、マルク・ローゼ監督も「シャビは家族からとてもよくアドバイスを受けており、とても居心地よく過ごしている。(残留に向けて)楽観視しているよ」と明かしている。
その一方で保有元のパリ・サンジェルマンが簡単にこの才能を放出することは想像しにくい。PSGでは通算11試合の出場と活躍した実績はないが、エースのキリアン・エムバペに退団の可能性があるため、2列目であればどのポジションでもプレーできる21歳のアタッカーを簡単に手放すことはないだろう。仮にライプツィヒへと移籍をするとしても、クラブ史上最高額の移籍金が必要になってくるのではないだろうか。