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アジアカップに呼びたかった…。欧州で輝く23歳以下の日本人選手10人。パリ五輪希望の才能たち

シリーズ:欧州で輝く日本人選手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:斉藤光毅

スパルタ・ロッテルダムの斉藤光毅
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年8月10日
所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
23/24リーグ戦成績:17試合3得点5アシスト

 AFC U-23アジアカップ2022年大会で背番号10を託された斉藤光毅は、着実にスター選手への階段を登っている最中にあると言えるだろう。横浜FCの最高傑作とも評価された斉藤は16歳でトップチームデビューを果たし、19歳でベルギーのロンメルに移籍して欧州初挑戦となった。

 欧州挑戦3年目となる2022/23シーズンにスパルタ・ロッテルダムに期限付き移籍すると、斉藤は一気に評価を高めることとなる。シーズン終盤に調子を上げて定位置を掴み、最終的にリーグ戦26試合出場7得点5アシストの成績でフィニッシュした。

 今季も引き続きスパルタに期限付き移籍してプレーする斉藤は、ハムストリングの負傷により4ヶ月弱の離脱を強いられながらも、チームの中心選手としてプレーしている。昨季の活躍からオランダでもすっかり注目される存在となり、斉藤への警戒も強まっているが、依然として切れ味鋭いドリブルを持ち味に左サイドで違いを生み出し続けている。

 今年1月からは新たに加入した三戸舜介とともにチームの両翼を担っている。スピードと突破力のある日本人コンビは強力な武器だ。スパルタへの期限付き移籍は現状今季までとなっているが、ステップアップも含めて来季に向けた斉藤の去就には今から注目だ。

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