MF:佐藤恵允
生年月日:2001年7月11日
U-23中国代表戦:67分から途中出場
U-23UAE代表戦:フル出場
U-23韓国代表戦:63分から途中出場
U-23日本代表の背番号10である佐藤恵允は、グループリーグ全試合に出場したが、良いプレーよりも、シュートを決められずに悔しがるシーンの方が印象的だった。
左サイドから大胆に仕掛ける佐藤の積極性は、U-23日本代表の攻撃のアクセントになった。ドイツの名門ブレーメンのセカンドチームで起用されているのもうなずける突破力で、個の力で局面を打開できる魅力がある。
しかし、ここまで無得点というのが現実だ。チャンスがなかったわけではない。むしろ、多くの決定機があった。だが、第2戦・U-23UAE代表戦の後半アディショナルタイムに訪れた決定機では枠を外し、第3戦・U-23韓国代表戦の終了間際の決定機でもヘディングシュートをポストに当ててしまった。
見方をかえれば、多くのチャンスに顔を出しているということにもなるが、ここまで好機があって決められないのは深刻だ。どんなチャンスであれば決められるのか。個人のスキルはあるとしても、結果ではここまで10番の仕事ができていないのは明白だ。