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今や日本人選手がヨーロッパのクラブに移籍することは珍しいことではなくなった。しかし、全ての選手が海外で輝きを見せるわけではない。チャンスを活かしきれずにJリーグに復帰する選手もいる。今回は大きな期待を背負いながらも欧州クラブで活躍しきれなかった日本人選手を紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。
FW:金崎夢生
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年2月16日
主な在籍クラブ:ニュルンベルク、ポルティモネンセ
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元日本代表のFW金崎夢生もかつて欧州に挑戦した日本人選手の1人であった。大分トリニータでプロキャリアをスタートさせた金崎は加入2年目となる2008年から頭角を現し、大分や名古屋グランパスでタイトル獲得に貢献してきた。2009年には日本代表としてもデビューしている。
2012シーズンをもって名古屋との契約が満了を迎えた金崎は、2013年1月にニュルンベルクに移籍して欧州への挑戦に踏み切った。当時同クラブには日本代表の清武弘嗣も所属しており、新たな日本代表選手の加入に対する期待も大きかったが、金崎はトップチームで4試合しか出場することができなかった。
金崎は再起を図って翌2013/14シーズンから当時ポルトガル2部のポルティモネンセへ移籍する。ここでは主力としてプレーし続けたが、再び欧州1部リーグのピッチに立つこと無く、2015シーズンをもって鹿島アントラーズに期限付き移籍してJリーグ復帰となった。
金崎は2016年の1月から2月の間に1度ポルティモネンセへ復帰しており、欧州のクラブでプレーすることに強い思いをにじませていたとうかがえるが、望ましいオファーが届かずに鹿島への完全移籍を選択した。その後、金崎は鹿島でJ1や天皇杯のタイトル獲得に大きく貢献し、レアル・マドリードとも対戦した2016年のFIFAクラブワールドカップでは好パフォーマンスを見せた。欧州で活躍しきることはできなかったが、サポーターの記憶にしっかり刻まれる選手となった。
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大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手(1)
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