14位:山田楓喜
【写真:2024 Asian Football Confederation(AFC)】
生年月日:2001年7月10日
市場価値;40万ユーロ(約5600万円)
所属クラブ:東京ヴェルディ
2024リーグ戦成績:6試合3ゴール0アシスト
山田楓喜は今季加入した東京ヴェルディで目覚ましい活躍を続けている。
京都サンガF.C.のアカデミーでプレーを続けていた山田は2020年に京都のトップチームに昇格。J1リーグ初出場は2022年で、そのシーズンは14試合に出場し2ゴールをマークした。昨季も17試合1ゴール2アシストの成績を残したが、レギュラーに割って入ることは出来ず、今季J1に昇格したヴェルディでのプレーを決意した。すると、新天地でレギュラーを奪取し、今季ここまで6試合3ゴールの活躍を見せている。
山田の長所はなんといっても左足の精度にある。右サイドでボールを保持し、カットインしてからのシュート、味方めがけたクロスは正確で威力も十分だ。その精度の高さを買われセットプレーのキッカーを任されることが多く、今季もすでに直接フリーキックで2得点を記録している。高品質のプレースキックは代表でも火を噴くだろう。
今回選出されたU-23代表選手の中で、右WGを本職とする選手は少ない。このポジションの一番手として、大会を通した活躍を期待したいところだ。