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最高額は誰だ! サッカーU-23日本代表、市場価値ランキング11〜20位。パリ五輪を目指す日本期待の才能たち

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images,2024 Asian Football Confederation(AFC)

16位:鈴木海音

U-23日本代表の鈴木海音
【写真:2024 Asian Football Confederation(AFC)】


生年月日:2002年8月25日
市場価値:40万ユーロ(約5600万円)
所属クラブ:ジュビロ磐田
2024リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト

 ジュビロ磐田所属の鈴木海音は、現代型CBと呼ぶにふさわしい選手だ。

 鈴木はジュビロ磐田のアカデミーからトップチームに昇格し、2022年に移籍した栃木SCでリーグ戦35試合に出場した。この年の栃木は失点数がリーグ3番目に少ない40失点と堅守のチームであり、鈴木の働きぶりが見て取れる。昨季は磐田に復帰し22試合に出場。磐田のJ1復帰に貢献した。

 鈴木の長所はビルドアップ時に見ることができる。ボールを保持した際、FWに一本で通す楔のパスを積極的に狙い、実際にそのパスを実現させることのできる技術も備わっている。前方にスペースがあればドリブルで前進し、相手をひきつけてフリーのスペースを生み出す。守備面でもポジショニングに優れ、インターセプトを果敢に狙う。ライン統率やカバーリング能力にも長けており、攻守において機動力のあるCBだ。

 そんな鈴木の市場価値は40万ユーロ(約5600万円)となっている。今季ここまでリーグ戦3試合に出場し、アジアカップにも出場する同選手の市場価値が今年急上昇する可能性は十分にありそうだ。

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