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最高額は誰だ! サッカーU-23日本代表、市場価値ランキング11〜20位。パリ五輪を目指す日本期待の才能たち

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images,2024 Asian Football Confederation(AFC)

17位:内野貴史

U-23日本代表の内野貴史
【写真:2024 Asian Football Confederation(AFC)】


生年月日:2001年3月7日
市場価値:35万ユーロ(約4900万円)
所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト

 DF内野貴史はJリーグを経由せずに異国ドイツの地でプレーしている。

 ジェフユナイテッド千葉のユースに在籍していた内野は、高校卒業後すぐにドイツへと渡り、デューレンの育成組織に加入した。2020年にはドイツ4部のアレマニア・アーヘンへ移籍すると、20/21シーズンにリーグ戦35試合に出場。着実に出場時間を確保し、21/22シーズンにデュッセルドルフのセカンドチームに加入した。翌シーズンにはトップチームと契約を締結し、今季もここまでリーグ戦15試合に出場している。

 内野は両利きであるため、デュッセルドルフで右SBと左SBのどちらのポジションでもプレーしている。高い戦術理解度と足元の技術は随所に生かされ、代表戦では右MFの位置でもプレーすることがある。ドイツでプレーしていく中で強度も身につき、攻守においてバランスの良い選手に成長した。

 今季出場した15試合のうちスタメン出場は2試合のみと、デュッセルドルフで信頼を勝ち取れているとは言えない。ドイツ2部のチームでスタメンを奪うことができれば、その後のステップアップも見込めるだけに、今後の内野のプレーは十分注視していきたい。

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