WG編
佐藤恵允(背番号10)
U-23 UAE代表戦:フル出場
評価:C
積極的にドリブルで仕掛けていき、高い走力と推進力で相手DFを翻弄することに成功。カットインからのミドルシュートも可能性を感じさせた。サイドでの泥臭い守備に走りまわっていたシーンも印象的で、総合的に攻守において相手の脅威になっていたと言える。ただ、ドリブルで深い位置に侵入した後の判断や、パス・クロスの精度にはまだまだ課題が残る。97分には完全フリーの状態でボールが転がり込んできたが、利き足ではない左足で放ったシュートは枠を捉えることが出来なかった。その長所と短所が良く表れた90分だったと言えるだろう。
山田楓喜(背番号11)
U-23 UAE代表戦:64分OUT
評価:B
その左足のキックは、この試合でも抜群の輝きを見せた。試合開始早々ミドルシュートを放つと、その後も精度の高いクロスやパスを供給。相手GKのファインセーブに阻まれてしまったが、37分には左足の正確なフリーキックでゴール左隅を強襲している。この飛び道具は次戦以降も日本の大きな武器になるはずだ。
平河悠(背番号20)
U-23 UAE代表戦:64分IN
評価:B
この試合では右ウィングとして出場した。94分にはドリブルで縦に仕掛け、深い位置から右足でクロス。このボールは相手選手に触られてしまったが、佐藤恵允の決定機を間接的に作り出すことに成功した。その後も味方との連係プレーから、随所でテクニックの高さを見せつけた。