「細谷に決めてほしかった」

――2-0で勝ちました

「完勝だね」

――2点目を取って楽になりましたね。

「5-0、6-0になってもおかしくないゲームだった」

――先発を7人替えましたが、勝てたのは良かったですね。

「その通りです」

――日本が良かった部分はどこですか？

「日本は終始流れをコントロールしたことは評価したい。そして両サイドバックは守備も攻撃も良かった。ノックアウトステージでサイドバックの貢献はポイントになると思う」

――韓国戦と決勝ラウンドはタイトな試合になるので、決めきれないと勝てないですね。

「だからこそ今日は細谷に決めてほしかった」

――たしかに…細谷はちょっと心配ですね。

「まあ、次の韓国戦で今シーズンのファーストゴールとなればいいね！」

――韓国戦は細谷と藤尾、どっちを使うべきでしょうか？

「今の調子で考えれば藤尾しかないね」

――そうですね。藤尾が先発して、途中から細谷が出て、2人ともゴールを決めるのが理想ですね！

「それは完璧な日韓戦だね！ でも、とりあえずグループステージ突破は嬉しいね」

――そうですね。両チームとも突破が決まっているので消化試合ですが…決勝で日韓戦になるといいですが、3位決定戦で五輪をかけて戦う可能性もあります。

「本当の戦いはこれから！ 色んなチャレンジが待っているけど、日本はやるべきことをすればどの相手にも勝てると思います！」

――次回もよろしくお願いします！

▽語り手：ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー　英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー　“摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。