2位:U-23日本代表
【写真:2024年アジアサッカー連盟(AFC)】
総市場価値:1260万ユーロ(約17億6400万円)
最高額選手:細谷真大
AFC U-23アジアカップ出場国の市場価値ランキングで2位にランクインしたのは、1260万ユーロ(約17億6400万円)のU-23日本代表だ。U-23日本代表のうち18名の選手が国内組であり、チームの中で高い市場価値を有するのもJリーグでプレーしている選手たちだ。
チームの市場価値最高額は、A代表としてもアジアカップに出場したFW細谷真大の160万ユーロ(約2億2400万円)だ。2023シーズンのJ1で14ゴールをあげて優秀選手賞を獲得した細谷は、評価額を右肩上がりに上昇させている最中にある。今季はここまでJ1の7試合に出場して無得点と苦戦しているが、U-23日本代表の優勝にはこの世代のエースストライカーである彼の活躍が欠かせないだろう。
細谷に次ぐ市場価値を有しているのは、FC東京所属の松木玖生と京都サンガF.C.所属の川﨑颯太で、ともに100万ユーロ(約1億4000万円)と評価されている。今大会では100万ユーロ以上の選手を3名抱えているのはU-23日本代表のみで、突出した金額の選手はいないものの層の厚いチームであることがうかがえる。
A代表は大会随一のスカッドを抱えながら、今年1月に開催されたアジアカップでベスト8での敗退となった。1000万ユーロ(約14億円)超のスカッドを有するU-23日本代表は、2016年大会以来の優勝を成し遂げ、その雪辱を果たすことができるだろうか。