5位:U-23オーストラリア代表
【写真:Getty Images】
総市場価値:668万ユーロ(約9億3520万円)
最高額選手:ガラン・クオル
チームの総市場価値668万ユーロ(約9億3520万円)で5位にランクインしているのがU-23オーストラリア代表だ。スカッドには欧州のクラブでプレーする選手を6名抱えている。
その中でも注目なのは、イングランドのニューカッスルからオランダのFCフォレンダムに期限付き移籍中のガラン・クオルだ。18歳でFIFAワールドカップ2022に出場したオーストラリア期待の新星で、現在19歳ながらチームトップの市場価値70万ユーロ(約9800万円)と評価されている。
国内リーグに目を向けると、現在評価額を伸ばしているのが、ともにウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属している左WGニコラス・ミラノビッチ(35万ユーロ/約4900万円)と右WGラクラン・ブルック(約30万ユーロ/約4200万円)だ。2023/24シーズンの成績はミラノビッチが8ゴール5アシスト、ブルックが8ゴール2アシストと好調で、U-23オーストラリア代表でもこの2人が両翼を担っている。
U-23オーストラリア代表は、2020年と2022年の2大会連続でベスト4まで進出するも、これまで決勝へと駒を進めた経験は無い。招集メンバーの中で50万ユーロ(約7000万円)を超える市場価値を持つのがガラン・クオルのみと、他の優勝候補チームと比較すると小粒な印象を受けるが、今大会で3度目の正直となるだろうか。