FW:鈴木武蔵(背番号7)
生年月日:1994年2月11日(30歳)
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
今季リーグ戦成績:7試合0ゴール0アシスト
北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵は、今のところチームに大きな成功をもたらせていない。
2018シーズンにV・ファーレン長崎(当時J1)で戦っていた鈴木は、リーグ戦11ゴールを記録。この活躍が認められて、翌2019シーズンより札幌へ完全移籍することが決まった。
札幌では前線の主力選手として定位置を確立し、2シーズンでリーグ戦37試合18ゴール2アシストという素晴らしい成績を残した。また、2019年のYBCルヴァンカップでは7得点を決めて大会得点王に輝くとともに、チームの決勝進出に大きく貢献している。その後、ベールスホット(ベルギー)、ガンバ大阪を経て、今季から再び札幌で戦うことを決断した(G大阪からのレンタル移籍で札幌に加入)。
しかし、札幌での2度目の戦いでは、今のところ前回のような輝きを見せられていない。ここまでリーグ戦7試合に出場しているが、ゴールやアシストは無く、チームもリーグ19位のどん底状態。得点力不足に苦しんでおり、今季リーグワーストの5ゴールしか奪えていない。チームを上昇気流に乗せるためにも、そして指揮官の信頼に応えるためにも、早いうちに得点に絡むプレーが見たいところだ。
そんな中で迎えた第8節アルビレックス新潟戦では、16分に不運にも負傷交代。最終的にチームは、レッドカードを貰い1人少ない状況ながら守りきって、なんとか価値ある勝ち点1を手に入れたが、2試合連続白星とはいかなかった。
札幌がJ1残留を果たすためには、元日本代表FWの奮起が必須だ。2019年のルヴァンカップで見せた圧倒的なパフォーマンスを、今季もう1度再現することはできるだろうか。なるべく早く戦列復帰を果たしてもらいたい。