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フォーカス 7か月前

前半戦とは別人…。今季後半戦で絶不調に陥る選手6人。得点から遠ざかるサッカー日本代表やW杯優勝メンバーも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フェデリコ・キエーザ(ユベントス/イタリア)

ユベントスFWフェデリコ・キエーザ
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月25日
リーグ前半戦成績:16試合5得点2アシスト
リーグ後半戦成績:11試合2得点0アシスト

 近年、フェデリコ・キエーザは怪我に悩まされ続けている。昨シーズンもセリエAで21試合の出場に留まるなど、満足のいく出場機会を得ることができなかった。そんな中で迎えた今シーズンは開幕から絶好調。開幕5試合で4得点1アシストと、ユベントス加入後ではベストのスタートを切った。

 しかし、2022/23シーズン途中に膝の前十字靭帯から復帰を果たしたイタリア代表FWのコンディションは未だに万全ではないようだ。開幕5試合の間で行われたイタリア代表を筋肉疲労で離脱をすると、翌10月の代表ウィークも同じ症状で離脱。昨シーズンも何試合か疲労でリーグ戦を欠場しており、走力が自慢のウインガーの足には大きな負担が掛かっていると予想される。

 その影響もあってか、疲労が蓄積してきた後半戦の活躍はかなり寂しいものとなっている。今シーズンのユベントスは欧州カップ戦に出場していないが、それでもキエーザにとってこの日程を万全のコンディションでこなすのは厳しいようだ。開幕5試合でみせた4得点1アシストの活躍は完全に鳴りを潜めており、後半戦は11試合で2得点となかなかゴールに絡むことができていない。彼の不調と重なるようにユベントスは大きく成績を落としており、直近の10試合は2勝4分4敗と大きく負け越している。その最大の要因は10試合で9ゴールに留まっている決定力不足であり、3位のポジションをキープするには、この男の復活が欠かせないだろう。

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