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【写真：Getty Images】

小久保玲央ブライアンがU-23中国代表戦で殊勲の活躍

　サッカーU-23日本代表は16日、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループB第1節でU-23中国代表と対戦した。この試合に1-0で勝利した日本は、五輪本戦出場に向けて幸先の良いスタートを切った。試合後、ビッグセーブを連発した小久保玲央ブライアンがフラッシュインタビューに応じている。

　8分、松木玖生のゴールによって日本が先制したが、これ以降はほとんどの時間帯で忍耐を強いられた。CBの西尾隆矢が17分にVARを介して退場処分を受けると、そこからは守備に徹することを余儀なくされている。

　あまたのビッグセーブを見せた小久保は、この試合最大の功労者のひとりだ。前半から何本も素晴らしいシュートストップを披露したが、それだけでなく時間の使い方においても巧者ぶりを発揮し、様々な点でチームを救った。

　小久保は試合後のインタビューで、「玖生の1点を守り切ることしか考えていなかった」と振り返る。そして「相手がラフにボールを蹴って来る中で、自分たちはミスをせずにシンプルにプレーしようと声を掛け合ってました」と述べ、チームがどのように数的不利の状況に対応したのかを明かしている。

　また、自身のビッグセーブについて聞かれると、「自分としても落ち着いてプレーできたかなと思っています。チームの勝利に貢献できて良かったです」と手応えを語った。次戦に向けては、「今日はひとり少なくなって、守備しかできなくなってしまい、なかなか自分たちの持ち味を出せませんでした。（次の試合まで）中2日ですが、少しでもコミュニケーションをとって、修正できればと思っています」と見据えている。

　次戦は現地時間19日に行われ、U-23日本代表はU-23UAE代表と対戦する。