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最高額は誰だ! サッカーU-23日本代表、市場価値ランキング1〜10位。パリ五輪を目指す日本期待の才能たち

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:田中聡


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年8月13日(21歳)
市場価値:70万ユーロ(約9800万円)
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2024リーグ戦成績:7試合1得点1アシスト

 湘南ベルマーレの下部組織で育ち、17歳でJ1デビューを飾った田中聡は、プロ1年目の2021シーズンからレギュラーに定着して見事な存在感を放った。しかし、2022年夏にベルギーのコルトレイクに期限付き移籍すると、コンスタントに起用されたシーズン序盤で信頼を勝ち取ることができず、ベンチを温める日々が続き、1年で湘南に復帰。ヨーロッパで挫折を味わった。

 それでも、日本に戻ってきた田中は再び成長を加速させており、レギュラーポジション奪取はもちろんのこと、U-23日本代表でも好印象を残している。先月のU-23ウクライナ代表戦では、途中出場でチームの守備の強度を引き上げ、自らゴールも決め、短い時間でアピールした。

 中盤のタレントが豊富なU-23日本代表において、田中は当落線上にいるものとみられたが、この活躍が評価されたのか、AFC U-23アジアカップ カタール2024のメンバーに生き残った形だ。

 市場価値はコルトレイクに加入した直後の80万ユーロ(約1億1200万円)から、一度は65万ユーロ(約9100万円)まで下落したが、現在は少し持ち直して70万ユーロ(約9800万円)となっている。再び上昇のトレンドに乗り出したとみてよさそうだ。

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