4位:ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2003年2月26日
市場価値:1億1000万ユーロ(約154億円)
23/24リーグ戦成績:24試合10ゴール6アシスト
4位には「バイエルンの至宝」ジャマル・ムシアラがランクインした。ムシアラの市場価値は現在1億1000万ユーロ(約154億円)で、ハリー・ケインと並びクラブ内トップの市場価値となっている。
チェルシーのユースなどを経て2019年にバイエルン・ミュンヘンのユースに加入したジャマル・ムシアラは、その後すぐにトップチームに昇格。17歳115日でのブンデスリーガデビュー、17歳205日でのブンデスリーガ初ゴールはクラブ史上最年少の記録であり、ムシアラは文字通りバイエルンの歴史を塗り替えてきた。
イングランドとドイツ両方の世代別代表で出場経験があるが、最終的に同選手はドイツ代表を選択。FIFAワールドカップ・カタール大会ではグループステージ全3試合に先発出場し、日本代表戦でも脅威になり続けた。
22/23シーズン最終戦のケルン戦では後半終了間際に出場し、値千金の勝ち越しゴールで逆転を演出。バイエルンのブンデスリーガ11連覇の立役者となった。このように、ムシアラはクラブを「勝たせる」選手である。これから彼がバイエルンでどのような歴史を築いていくのか、楽しみだ。