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【写真:Getty Images】
ウディネーゼ対ローマ戦で選手が胸をおさえ倒れ込み試合は中止に…
セリエA(イタリア1部リーグ)第32節のウディネーゼ対ローマが14日にウディネで行われ、ローマのコートジボワール代表DFエバン・エンディカが、胸の痛みを試合途中に訴え、試合が中止となった。イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
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ローマは23分、DFディーン・ハイセンのハイボールの処理を誤るミスからMFロベルト・ペレイラにゴールを奪われ、先制点を許す。それでも1点を追いかける64分には、MFブライアン・クリスタンテの右からのクロスをFWロメル・ルカクが頭で豪快にねじ込み、スコアを1-1の振り出しに戻した。
しかし、70分にアクシデントが起こる。エンディカが突然ピッチに倒れ込み、胸の痛みを訴えた。ルカ・パイレット主審がすぐさま試合を中断させて、救急隊によってエンディカは担架に乗せられ運び出された。
エンディカは、すぐに救急車によって、ウディネ市内のサンタ・マリア・デッラ・ミゼリコルディア病院に搬送。5段階のうちの3番目に危険な状態であったが、意識はあることが確認され、治療室で、腕の筋肉を見せて、笑みを浮かべる姿が写真に収められている。
なお、試合は、両チーム同意のもと、延期が決定。試合が中断された1-1の72分から再開される。通常は、24時間以内に再開されるが、ローマが18日にホームでミランとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグを控えているため、日程に関しては今後調整される見通しだ。
エンディカは、1999年8月20日生まれの24歳。昨夏にアイントラハト・フランクフルトからフリーでローマに移籍していた。