【写真:Getty Images】
レバークーゼン残留を決断したシャビ・アロンソ監督
バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督は、多くのビッグクラブの後任候補として注目を集めていた。しかし、アロンソ監督は来シーズンもレバークーゼンに残ることを決断した。『EUROSPORT』英語版は、同監督がレバークーゼンに残留することを決めた理由について現地時間11日に報じている。
アロンソ監督率いるレバークーゼンは、ブンデスリーガ28節終了時点で24勝4分の無敗という圧倒的な成績でリーグ首位に立っている。王者バイエルン・ミュンヘンとの勝点差は16となっており、29節の結果次第ではクラブ念願のリーグ優勝を果たす可能性も高い状況だ。
レバークーゼンで発揮している実力は多くのビッグクラブで評価されており、特に今季限りでユルゲン・クロップ監督の退任が決まっているリバプールが後任監督として熱心にアプローチしていると多くのメディアが報じていた。しかし、アロンソ監督は大方の予想に反して、来季も同クラブで指揮をとることを発表している。
同監督は、「(残留を決断したのには)多くの理由があった。1年が経ち、我々は素晴らしいチームを構築し、ここで素晴らしい精神を築いている」と前置きした上で、クラブに残ることを決めた理由について次のように語っている。
「今シーズンはこれまでのところ素晴らしかった。我々はこれからも一緒にこのプロジェクトを続けていきたいと思っている。そして、私もその一部だと感じた。(チームを指揮し始めてから)1年が経過して、移籍するのには適切なタイミングとは思えなかった。だからこそ、私は(レバークーゼンで)全力を尽くしている」
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