9位:チェルシー
ホームスタジアム:スタンフォード・ブリッジ(収容可能人数:4万853人)
平均入場者数:3万9633人
クラブに数々のタイトルをもたらしたロマン・アブラモビッチ体制が終焉を迎えてチェルシーは新体制となった。しかし、トッド・ボーリー現体制では成績を残すことができておらず、今シーズンも第32節終了時点で9位(30試合消化)と苦戦。リーグ戦の結果で欧州カップ戦出場権を獲得するには難しい位置にいる。
今シーズンの平均入場者数は3万9633人である。アブラモビッチ体制ではコロナ禍の2019/20シーズンから2021/22シーズンにかけて4万人を下回ったことがなかったことを踏まえると、成績の低迷が入場者数の減少に直結していると考えられる。
実際に各試合の入場者数を見ていくと、好調だったプレシーズン明けの開幕戦では今季最多となる4万96人のサポーターがスタンフォード・ブリッジに訪れた。しかし、これを最後にサポーターは減少傾向に。ニューカッスルとの第28節では3万8752人に留まるなど、大きく定員を割る試合も見られた。ただ、プレーしている選手たちのポテンシャルは間違いなく、彼らの才能が開花して成績も伴えば再び平均入場者数が4万人を超えることになるかもしれない。