FW:荒木遼太郎(背番号71)
生年月日:2002年1月29日(22歳)
所属クラブ:FC東京
2024リーグ戦成績:6試合5得点1アシスト
荒木遼太郎は、名門・東福岡高校で注目を集めて、2020年に鹿島アントラーズに加入した。プロ2年目の2021シーズンにJ1で10得点を挙げて、ベストヤングプレーヤー賞を受賞している。
しかし、2022シーズンは腰椎椎間板ヘルニアで長期離脱を強いられ、2023シーズンは戦術的な理由であまりプレーできずに終わり、今季は期限付き移籍でFC東京に加入している。
環境を変えた荒木は、開幕戦のセレッソ大阪戦でいきなり2ゴールの活躍を見せると、第2節のサンフレッチェ広島戦でも1得点を決めて、これまでの鬱憤を晴らすかのように暴れている。身長は170cmと小柄ながら、絶妙なファーストタッチで密集を切り裂いて、力強い右足のシュートを放ち、ノビノビとプレーしている印象だ。3月にパリ五輪を目指すU-23日本代表に呼ばれ、ここでも存在感を放っている。
荒木は、以前からJリーグで屈指の才能あふれる若手と評価されてきた。その能力にFC東京加入で自信が加わり、いまはJリーグで最も危険なアタッカーの1人と言っていい存在となっている。