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【写真:Getty Images】
イアン・ライト氏、ポッドキャストでアーセナル対B・ミュンヘンを振り返る
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・準々決勝1stレグが現地時間9日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは、ホームにバイエルン・ミュンヘンを迎えた。2-2のドローに終わったこの試合のあと、元イングランド代表FWイアン・ライトがポッドキャスト『Wrighty’s House』で総括を述べている。
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冨安はベンチ入りするものの、最後まで出番が与えられなかった。左サイドバックとしてスタメン起用されたヤクブ・キヴィオルが前半のみでピッチを退いたが、代わりに投入されたのはオレクサンドル・ジンチェンコだった。
これを受け、ライト氏は「冨安が先発すると思っていた」と語り、アーセナルの指揮官であるミケル・アルテタの判断に驚きを述べた。同氏の言葉は以下のように続く。
「1対1の状況があって、誰かが誰かを止める必要があるのなら、私は冨安が先発すると思っていた。キヴィオルならまぁいいかとも考えたけど、試合を見ていた人はすぐに分かっただろう。相手のウインガーがボールを持ったとき、キヴィオルは十分に距離を詰めないし、競り合いにも行かない。彼はウインガーが不快になるようなことをしないんだよ」
キヴィオルに対して同氏は、「(相手に対して)徹底的にあたりに行くか、距離をとって間合いを確保するかの選択で行き詰っていた」と指摘し、中途半端な対応に終始していた理由に見解を述べる。
データサイト『FotMob』によると、冨安の90分あたりのデュエル勝率は「55.5%」、インターセプト数は「1.31」、シュートブロックは「0.39」である。確かに守備アクションの多くで、冨安はキヴィオルとジンチェンコを上回る。
2ndレグは17日、バイエルンのホームで行われる。今回の結果は、次戦にどう影響するだろうか。強力なバイエルンの攻撃陣を考えたとき、守備の重要性は明らかだが、アルテタ監督の判断は果たして――。
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