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遠藤航、出場停止の危機に直面していたが…

　プレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールの試合が現地時間7日に行われ、試合は2-2の引き分けに終わった。イエローカードを受けなかったリバプールの日本代表MF遠藤航は、累積警告による2試合の出場停止処分を回避している。英メディア『liverpool.com』は安堵した様子で報じた。

　リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、遠藤やダルウィン・ヌニェス、モハメド・サラーなどを先発起用。23分にヌニェスのアシストからルイス・ディアスが先制点を決めたが、50分に失点して同点に追いつかれてしまう。さらに、67分にはマンUのコビー・メイヌーにゴールを決められ、相手に逆転された。それでも84分にサラーがPKを決め、2-2の引き分けに終わっている。遠藤は69分までプレーし、ハーヴェイ・エリオットとの交代でベンチへ退いていた。

　同メディアによると、遠藤は第32節までに合計10枚のイエローカードが提示されると、2試合の出場停止処分を受ける事になっていたという。しかし、イエローカードを提示される事なく試合を終えた事で、その危機が回避された。なお、今度は合計15枚のイエローカードを提示されると、3試合の出場停止処分を受けることになるが、残り試合数を考えると、現在8枚の遠藤に大きなリスクはなさそうだ。遠藤と同様にヌニェスにも出場停止の危機はあったが、こちらも回避されている。それを踏まえ、同メディアは「彼らには出場停止のリスクがかかっていたが、回避はクロップにとって歓迎すべきことだ。このペアはタイトルレースにおいて重要なインパクトを残しており、まだ大きな役割がある。より多くの怪我人が復帰することで、さらにリバプールのオプションは増える。今、スカッドの層の厚さは特に強力に見える」との見解を示している。