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フォーカス 8か月前

今後どうなるの…。契約満了間近の欧州日本人6人。残留か退団か。去就が不透明なサムライたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気(シュトゥットガルト/ドイツ)

https://www.footballchannel.jp/wordpress/assets/2023/09/20230916_haraguchi_getty.jpg
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年5月9日
23/24リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト

 原口元気の状態が心配だ。2023年1月にウニオン・ベルリンからシュトゥットガルトに加入した原口は、当時監督だったブルーノ・ラッバディアのもと8試合に先発出場。しかし、成績不振を理由にラッバディアが解任され、代わりとしてセバスティアン・ヘーネスが就任すると、原口の立場は一変した。

 ヘーネス監督の就任以降、同選手の出場機会は大幅に激減。今季に至ってはわずか1試合、それも20分のみの出場にとどまっている。シュトゥットガルトは降格圏をさまよっていた昨季から大きく躍進し、現在ブンデスリーガ3位に位置している。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も濃厚な現状にフロント陣も満足しているようで、ヘーネスの契約延長をすでに発表。原口が来季以降スカッドに割って入る隙はほとんどない。

 ドイツ紙『ビルト』も、平均年齢が24.5歳とブンデスリーガ内で最年少である同チームに、来季33歳となる原口が夏以降所属している可能性は全くないと言及。今冬にはドイツ2部のマクデブルグやスイスのクラブからオファーがあったが、原口はこれを拒否している。Jリーグ復帰も考えられる中で、彼はどのような決断を下すのだろうか。

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