マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーに待ち受ける厳しい現実
マンチェスター・ユナイテッドの株式を一部取得し、共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏にとって、初めての夏の移籍市場は前途多難になるかもしれない。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)だけでなく、UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)出場権も逃す恐れもあると、英紙『マンチェスター・イブニングニュース』が指摘している。
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マンUは昨年12月に英多国籍化学企業『イネオス』のラトクリフ氏に株式25%譲渡したことを発表した。共同オーナーとなったラトクリフ氏は、FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)を遵守するため、夏の移籍市場で選手の大量売却を計画していると噂されている。それにより資金を確保すると見られているが、6位に沈むチームの現状は、さらに懸念される事態を招くかもしれない。
プレミアリーグ第32節が終了した時点で、マンUはCL出場圏内の4位トッテナムと勝ち点11も差が開いている。さらに、EL出場圏内の5位アストン・ヴィラとの勝ち点差も11だ。たとえ、マンUがプレミアリーグで5位以内に入れなくとも、FA杯で優勝すれば出場権が与えられるため、いくつかUEFA主催大会に参加するチャンスは残されている。しかし、それでもCLやELの出場権を逃した場合、巨額な収入を逃すことを意味する。
同紙はタイトルに「悪夢のシナリオにより、ラトクリフのマンUは6800万ポンドの穴を埋めなければならなくなった」とつけ、「確実なのは、CLの放映権料が増加するため、マンUはこれまでよりも大きなパイを逃すということだ。ニューカッスルのスポーツ・ディレクターであるダン・アシュワースと、サウサンプトンのテクニカル・ディレクターであるジェイソン・ウィルコックスへの補償金、さらにFFPとの戦いもあり、マンUにとって出場権を獲得できないことは、非常に大きな問題である」とし、「CLに出場できないことはすでに大きな痛手だが、来季の欧州大会に出場できなければ、ラトクリフの移籍予算は大きく減ってしまうだろう」と伝え、補強に影響するとの見解を示している。
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