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遠藤航の成長は、ユルゲン・クロップ監督の存在が大きい?
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、日を追うごとに評価が高まっている。加入当初のように過小評価を受けることは完全に無くなった。英メディア『アンフィールド・インデックス』は、同選手自身の忍耐力や才能、そして、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の存在が大きかったとの見解を示している。
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リバプールは昨夏、サウジアラビア1部のアル・イテハドに移籍したブラジル代表MFファビーニョの後釜として、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に動いた。しかし、英国史上最高額となる1億1500万ポンドを提示したチェルシーがカイセドの獲得に成功したことで、リバプールは急遽、シュトゥットガルトから1600万ポンドで遠藤を獲得。加入当初は途中出場が多かったものの、フラム戦でゴールを決めたのをきっかけに出場時間が増加した。アーセナル戦やマンチェスター・ユナイテッド戦など重要な試合でもフル出場を果たす試合が増え、マンチェスター・シティ戦ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。
同メディアはタイトルに「遠藤がリバプールの予想外のゲームチェンジャーになった経緯」とつけ、遠藤が成長した理由として「ブンデスリーガでの堅実なプレーからリバプールでの中心的存在へ変貌したのは、クロップ監督が持っている才能を見抜き育てる能力の高さを証明している。クロップはリバプールの中盤を変え、遠藤をシームレスに統合した。クロップは遠藤をインセイン、マシーン、ワールドクラスと評し、その適応力と貢献度の高さを強調している。彼の役割のおかげで、アレクシス・マック・アリスターのようなタレントがピッチの上でさらに活躍し、リバプールのレジェンドたちと比較されるようになった」と伝えている。
また、同メディアは「遠藤の加入により、予想よりも早い変革が実現した。彼の守備の才覚と、マック・アリスターやソボスライ・ドミニクといったチームメイトの潜在能力を引き出す能力が、この急速な進化の中心となっている」とし、「特に、彼とマック・アリスターのパートナーシップは、リバプールの中盤にダイナミズムと新たな次元を吹き込み、より攻撃的で流動的な攻撃アプローチを可能にした」との評価を下している。
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