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プレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールが現地時間7日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合で遠藤航は先発出場。レギュラーに定着してからはほとんどの試合でフル出場していた中で、今節は69分での交代となった。なぜ監督は早い時間帯で日本代表MFを下げる決断を下したのだろうか。(文:安洋一郎)
伝統の一戦は2-2の引き分けに
【写真:Getty Images】
逆転でのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を目指すマンチェスター・ユナイテッドと優勝を目指すリバプール。イングランドが誇る名門クラブ同士の対決は、両者にとって痛恨の2-2の引き分けに終わった。
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この一戦で遠藤航は先発メンバーに名を連ねた。日本代表MFは前節シェフィールド・ユナイテッド戦を軽い打撲のため欠場を余儀なくされたが、無事に復帰を果たしている。
しかし、そのプレー内容はベストとは言えないものだった。実際にユルゲン・クロップ監督は69分という早い時間帯で彼をベンチに下げている。1点のビハインドを負った直後で攻撃的にいかなければならなかったとはいえ、これまでの傾向では追いかける展開でも遠藤をピッチに残していた。
というのも、彼の守備から攻撃への切り替えはショートカウンターを狙うリバプールに欠かせない武器であり、必ずしも「遠藤をベンチに下げる=攻撃的な布陣」とはならない。それを承知の上で交代を決断したのは指揮官の中で理由があったのだろう。
実際に遠藤のパフォーマンスが劇的に向上した昨年12月に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの第17節以降では最速の交代だった。なぜ、クロップ監督は早いタイミングで日本代表MFをベンチに下げたのだろうか。