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電光石火の一撃!試合開始21秒で決めた前田大然のゴールが凄い!リーグ優勝を占う天王山で奪った先制弾

text by 編集部 photo by Getty Images

セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・小林友希・岩田智輝)最新ニュース

セルティックの前田大然
【写真:Getty Images】



試合開始21秒の電光石火弾を決めた前田

 スコティッシュ・プレミアシップ第32節、レンジャーズ対セルティックが現地時間7日に行われ、試合は3-3の引き分けに終わった。この試合にスタメン出場を果たした前田大然は、首位と2位の直接対決となった重要な一戦で試合開始たった21秒で先制ゴールを奪いチームに勢いを与えた。


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 勝ち点74のセルティックは現在リーグ首位。一方のレンジャーズは1試合消化が少ない状況であり、勝利した方が首位に浮上する重要な一戦だった。この試合で、日本代表の前田はFW古橋亨梧、MF旗手怜央、岩田智輝とともに先発出場を果たしている。

 先制ゴールが生まれたのは、試合開始たった21秒後のことだった。セルティックのGKジョー・ハートがレンジャーズの最終ラインとGKの間にロングボールを送ると、これに前田が反応する。

 レンジャーズのCBキャメロン・カーター=ヴィッカースがクリアに近づいたものの、前田が後ろからものすごいスピードで近づき、相手のクリアに合わせて足を伸ばすとボールはゴールに吸い込まれた。

 前田らしいゴールが決まった。味方GKのロングパスに目ざとく反応したのはもちろんのこと、相手DFの方がボールに近くクリアしやすい状況だった。しかし、前田は諦めることなくスプリントして足を伸ばすと、慌てた相手選手のクリアボールをゴールに向かって弾くことに成功する。前田のハードワークが産んだ貴重な先制弾だった。

 このゴールで先制したセルティックは34分に追加点を決めたものの、55分、86分に立て続けに失点してしまう。直後にアダム・アイダが勝ち越しゴールを奪ったものの、後半アディショナルタイムに再び同点弾を許し、試合は3-3の引き分けに終わった。

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