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未来のスター!? 欧州下部組織でプレーする日本の逸材10人。サッカー日本代表候補たち

シリーズ:欧州下部組織でプレーする日本の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:吉永夢希(よしなが・ゆめき)


【写真:Getty Images】


生年月日:2006年2月22日
所属クラブ:ヨング・ヘンク

 今やJリーグでプレーすることなく高校卒業後にヨーロッパの名門クラブに加入する選手も珍しくなくなりつつある。今年高校を卒業したばかりの吉永夢希もそういった選手の1人だ。強豪・神村学園高校で世代屈指の左サイドバックとして台頭した吉永は、ベルギーの強豪ヘンクとの契約を勝ち取った。

 吉永の武器は驚異的なスピードを活かした縦への突破力だ。左足から放たれるクロスも正確で、多くのチャンスを創出することができる。昨年のAFC U-17アジアカップでは左サイドハーフとしてプレーして3アシストをマークし、チームの優勝に貢献した。同年11月のFIFA U-17ワールドカップにも主力として出場している。

 国際舞台でも活躍を見せた吉永は、ヘンク加入後はセカンドチームにあたるヨング・ヘンクでプレーすることになっている。ヘンクからはケビン・デ・ブライネをはじめとした数多くの有名選手が巣立っている。伊東純也もその中の1人だ。吉永はヨーロッパでのデビューはまだ果たしていないが、ここから順調にステップアップを遂げ、彼らに続き世界的な選手へと成長することができるか。

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