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【写真:Getty Images】
ダービーにフル出場も辛辣な評価が下された鎌田
セリエA第31節、ASローマ対ラツィオが現地時間6日に行われ、試合はローマが1-0で勝利した。ラツィオに所属する日本代表の鎌田大地はローマダービーと呼ばれる伝統の一戦にスタメンフル出場を果たしている。現地メディア『EUROSPORT』は、フル出場を果たした鎌田についてチーム最低タイの厳しい評価を下している。
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イタリアの首都で行われる伝統の一戦で、日本代表の鎌田は新監督のもと2試合連続のスタメン起用となった。試合開始から攻守の移り変わりが激しい展開となり、2分にはCKのこぼれ球からローマのレアンドロ・パレデスがペナルティエリア前からシュートを放つも、惜しくも枠の上へと外れる。
一方のラツィオも、7分にボールを奪ったグスタフ・イサクセンのパスから、エースのチーロ・インモービレがエリア内左からシュートを放ったが枠の左へと大きく外れてしまった。
すると、42分、CKからパウロ・ディバラが得意の左足でクロスを入れると、ジャンルカ・マンチーニが見事頭で合わせてゴールを奪うことに成功する。63分には、マテオ・ゲンドゥージのシュートのこぼれ球に反応した鎌田がネットを揺らしたかに思えたが、惜しくもオフサイドの判定が下されてしまいゴールは幻となった。その後ラツィオがローマを押し込み攻める展開が続くも、試合は1-0でローマが勝利している。
同メディアは、先発フル出場を果たした鎌田について、「もし私たちが彼をラツィオの将来の技術的指標を踏まえて判断しなければいけないのなら、目的に適した選手まで何光年も離れている」と述べた上で、「彼はフェリペ・アンデルソンと頻繁に入れ替わりながら、中央の位置でボールを要求するのではなく分散して動くことを好んだ。今日の彼は異物であり、明日も異物になるリスクがある」と、辛辣な言葉を送り、チーム最低タイとなる「4.5」の評価を下した。
また、イタリアメディア『Calciomercato.com』も「5.5」と及第点以下の評価をつけて、「攻撃面でチーム全体に関与し試合を調整しようと試みた。しかし、彼に欠けていたのはファイナルサードでのチャンスだった。ゴールが取り消されたのも妥当だった」と、厳しい評価を下している。
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