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【写真：Getty Images】

移籍の可能性が報じられるデ・ブライネ

マンチェスター・シティで活躍するベルギー代表のMFケヴィン・デ・ブライネは、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで昨季は3冠を達成する原動力になるなど絶対的な主力として活躍していた。しかし、英メディア『GIVEMESPORT』は、現地時間5日に今シーズン終了後に同選手がシティから移籍する可能性が上昇していると報じた。

　シティは昨シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）で優勝を果たしており、今シーズンも連続3冠を達成するのが可能な状況となっている。チームを率いる指揮官はすでに次の移籍市場を見据えており、24-25シーズンも最高の選手たちをチームに残しておきたいと考えているようだ。デ・ブライネはシティの成功に貢献してきた選手の1人だが、同メディアによると25年の夏に契約が満了になるという。

　デ・ブライネは15年にVfLヴォルフスブルクからシティに移籍をすると、中盤の絶対的な中心として瞬く間に君臨した。それ以来、デ・ブライネはプレミアリーグで5回のタイトルを獲得し、CL、クラブワールドカップ、FAカップ、カラバオカップ、スーパーカップ、コミュニティシールドでも優勝を果たしている。

　しかし、同選手の契約は25年夏で満了となることから、同メディアは「退団の可能性が上昇している」と前置きし、「サウジ・プロフェッショナルリーグから彼に多額の資金が提供されるのではないかとチームは期待している」と、退団が迫る同選手の移籍金によっては彼の移籍を容認する可能性があると指摘した。

　また、同メディアは「サウジへと移籍した場合、週給40万ポンド（約6400万円）の増額が見込まれる」と報じており、「32歳というキャリアの現段階を考えると、断るにはあまりにも魅力的かもしれない」と、同選手が移籍する可能性は否定できないと伝えている。