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【写真：Getty Images】

惨敗でユナイテッド指揮官に解任論が巻き起こる

　プレミアリーグ第31節、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間4日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは3-4の敗戦を喫した。英メディア『90MIN』は、同じような敗北を続けるユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハフが今シーズン限りで解任される可能性が高まったと伝えている。

　テン・ハフ監督は、アレハンドロ・ガルナチョやブルーノ・フェルナンデス、コビー・メイヌーなどの主力を起用した。チェルシーに2点を先制されたが、34分にガルナチョ、39分にはフェルナンデスがゴールを奪い同点に追いつく。67分には、アントニーのクロスに再びガルナチョが頭で合わせて逆転した。

　このままユナイテッド勝利で終わると思われた後半アディショナルタイム、今季絶好調のチェルシーのコール・パルマーに連続で2ゴールを奪われて、ユナイテッドが3-4の敗戦を喫している。同メディアは、「テン・ハフ監督のチームは一貫して同じ劣悪な特徴を示している」と強調した上で、ユナイテッドが抱えるチームの問題を次のように指摘した。

「FAカップでリバプールを破り代表ウィークに突入したが、その後の2試合ではアディショナルタイムでゴールを喫し、リーグ戦で勝ち点5を失っている。これらの失点は、集中力の欠如、メンタルの弱さ、セットプレーの防御能力の欠如、そして存在しない中盤が原因だ。テン・ハフの率いるチームは、2024年にヨーロッパのトップ5リーグで最も多くのシュートを許している」

　また、同メディアは「戦術プランは非常に頻繁に狂乱的でコントロールを欠いているように見える」と指摘した上で、「恥ずかしいほどの惨敗。テン・ハフの政権に終止符をもたらす可能性がある」と、今シーズン限りでユナイテッドの指揮官が解任される可能性を示唆していた。