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このままだと非常にヤバい…。J2リーグで大苦戦する6チーム。開幕8試合を終えた現状とは?

シリーズ:J2リーグで大苦戦する6チーム text by 編集部 photo by Getty Images

モンテディオ山形

モンテディオ山形

【写真:Getty Images】


順位:14位(勝ち点10)
成績:3勝1分4敗(8得点9失点)
監督:渡邉晋

 オーストラリア人監督のピーター・クラモフスキーが指揮を執った昨季のモンテディオ山形は、開幕2連勝の後に5連敗を記録。早々に監督を渡邊晋に交代した。その後、連敗記録は8まで伸びたものの、5月以降に調子を戻すと最終的に5位まで順位を回復させ、2年連続で昇格プレーオフに駒を進めた。今季は得点源のチアゴ・アウベス(東京ヴェルディ)が退団したが、代わりにベガルタ仙台から氣田亮真を獲得し、J1昇格に向け気合いは十分だった。

 しかし、いざ開幕すると攻撃力不足が露呈した。昨季2桁得点をマークした藤本佳希は開幕戦のみの出場にとどまり、ほかの攻撃陣も軒並みパッとしない。高橋潤哉だけが8試合で4ゴールと気を吐いている現状だ。現在の山形は日本人のみで構成されている。純国産チームと言えば聞こえはいいかもしれないが、高橋頼みのサッカーから脱却するためには決定力のある外国人ストライカーの獲得が急務だろう。

 昨季のように一時、21位まで低下していた順位を5位まで回復することは可能かもしれないが、昨季それができたのは、6試合連続ゴールを記録したアウベスのような爆発力を持った選手がいたからだ。そのような選手をできるだけ早く補強しなければ、2015年以来のJ1の舞台は夢へと消えるだろう。

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