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近年、多くのJリーガーが欧州に挑戦している。中にはJリーグを経由せずに海外へ移籍する選手もおり、この流れは加速していくだろう。しかし、Jリーグにはまだまだ海外で通用する能力を持った選手がいる。今回は、その中でも海外クラブに推薦したい逸材を6人紹介する。
MF:佐野海舟
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
昨季リーグ戦成績:27試合1得点0アシスト
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鹿島アントラーズ所属の佐野海舟は、ボランチに必要な能力を全て兼ね備えた選手である。
2019年にFC町田ゼルビアへ加入した佐野は2021年に34試合に出場し6ゴール3アシストの好成績を残すと、昨季移籍したアントラーズでは、選手間投票によって選出されるJPFAアワードJ1ベストイレブンを受賞する大活躍を果たした。
同選手の最大の長所はそのボール奪取能力にある。ボールを保持した相手が自分の間合いに入った瞬間、一気に詰め寄りボールを奪い取る。相手とボールの間に体をねじ込む技術は天性のものだ。
ボールを奪った後にも佐野の技術が光る。自陣深くでボールを回収するとすぐに攻撃に切り替え、前にスペースがあれば積極的にボールを運ぶ。一瞬にしてチームのピンチをチャンスに変えられるため、チームにいてくれると非常にありがたい選手だ。
昨年11月にA代表に初招集され、選手としての箔もついてきた。弟の佐野航大もエールディヴィジでプレーしており、本人の海外への意欲は低くないだろう。海外でプレーの質を高め、兄弟で日本代表の中盤を構成する未来があるかもしれない。