セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・小林友希・岩田智輝)最新ニュース
【写真:Getty Images】
相手DFの古橋への危険なタックルが議論を呼ぶ?
スコティッシュ・プレミアシップ第31節、リビングストン対セルティックの試合が現地時間31日に行われた。試合はセルティックが3-0で勝利している。日本代表FW古橋亨梧は、先発出場を果たし65分までプレーした。現地メディア『67 HAIL HAIL』は、古橋が受けたファウルがPKに値したと報じており、現地でも大きな議論を呼んでいる。
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この試合は、日本代表でセルティックに所属している古橋、FW前田大然、MF岩田智輝、MF旗手怜央も先発出場を果たしており、今シーズン初めてとなる日本人選手4人同時起用となる試合だった。
古橋は試合を通して相手DFの裏をとる動きを繰り返し、時にはリビングストンのDFラインを破って惜しいチャンスを作り出していた。好調な動きを見せていた古橋だったが、36分に議論を巻き起こしているシーンが訪れる。
味方からのクロスをペナルティーエリア内中央で受けた古橋だったが、相手DFマイキー・デヴリンの激しいタックルを後ろから受けて倒れこんでしまった。タックルは明らかに遅れており、相手の膝が古橋のもも裏に当たっていたかのよう見えたが主審はファウルを取らなかった。
VARでの検証もせずファウルを流したこのシーンは問題となり、同メディアは次のように指摘した。
「大きな驚きはVARがそれを素早く調べて、見るべきものは何もないというメッセージを伝えたことだ。あの時点でも止めるべきだったので、VARはあらゆる角度から検討する機会をとるべきだった。最後のアングルでは、古橋が前に出て、デブリンがボールを奪おうとスイングしようとしているのが、ボールを蹴れず古橋の膝を打っている」
今シーズンのセルティックは、スコティッシュ・プレミアシップ31節終了時点で勝点74の首位につけている。しかし、2位レンジャーズとの勝点差はたった1であり、最終的に得失点差で優勝が決まる可能性もある。
同メディアは、「この試合でセルティックが勝利したので問題にはならなかった」と前置きした上で、「シーズン終盤の順位争いに影響を与える可能性がある。スコットランドの審判は重要な判定を失敗し続けており、依然としてイライラが残る」と、VARでの判断もしなかった審判の判断を批判していた。