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明治安田J1リーグ第5節、鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田が30日に行われ、磐田は1-0で敗れている。ここまで1勝4敗で降格圏の18位に沈む磐田の若手選手たちはJ2との違いを肌で感じながら危機感を募らせる。古川陽介や藤原健介といった若手たちは、チームの起爆剤になることができるのだろうか。(取材・文:河治良幸)
2週間の中断で起きたチームの変化
2年ぶりにJ1で実現した伝統の一戦はホームの鹿島アントラーズがPK獲得から決めた虎の子の1点を守り抜き、ジュビロ磐田に1-0で勝利した。磐田にとっては代表ウィークを挟んで悔しい3連敗となったが、16本のシュートで鹿島ゴールを脅かすなど、悲観するべき内容ではない。特にU-23日本代表の活動から帰ったDF鈴木海音が、今シーズン初出場、初スタメンに奮起すれば、5試合目で初めてベンチ入りしたMF藤原健介が73分からの短い時間で多くのチャンスに絡み、惜しいフィニッシュを演出した。
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「前半から悪くなかったと思いますし、そういった中でも決め切る力が足りない。そこがJ2とJ1の違いなのかな」
藤原は振り返る。これまでのサブの選手はトレーニングから横内昭展監督にアピールしてきたはずだが、今回は代表ウィークで2週間あいたことで、チームにとっては戦力を見直すいい期間になった。藤原も「やっぱり全員ギラギラしていましたし、練習でもすごく激しいプレーも増えていた」と振り返る。その結果が藤原の途中出場だったり、出番は無かったが新外国人ブルーノ・ジョゼの初めてのベンチ入りにもつながったのだろう。
「何人か入れ替わって、アピールできて。そういう勢いがチームに新しい力を与えると思うので、もっともっとやらないといけない。自分たちの若い世代が結果を残さないと、チームは強くならないと思うので。そういったところ求めてやって行きたい」