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1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、柏レイソルで活躍できなかった外国籍選手を紹介する。※成績は柏レイソル在籍時のもの。
FW:チェ・ソングク(元韓国代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1983年2月8日
在籍期間:2005年1月~同年7月
Jリーグ成績:8試合0ゴール
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将来を嘱望された韓国のヤングスターのキャリアは、柏レイソル加入を機に転落していった。
韓国出身のFWチェ・ソングクは、「リトルマラドーナ」と称されるそのプレースタイルで若い頃から国内で脚光を浴びていた。背番号10を背負いアテネ五輪に出場するなど、韓国サッカー界の未来のスター選手として大きな期待を受けていた。
レイソルにレンタル移籍となったのは2005年のことだ。当時日本代表だった玉田圭司との2トップでの共演も期待されたが、リーグ戦8試合で1得点も挙げることができなかった。J1最後の出場は5月4日大宮アルディージャ戦で、早い段階で見切りをつけられている。結局ソングクはレイソルで何も結果を残せないまま、同年7月にレンタル元の蔚山現代へと復帰してしまった。
そんな同選手のキャリアは突如として終わることになる。2011年Kリーグの八百長に加担したとしてKリーグからの永久追放処分が下ったのだ。翌年には全世界のリーグでプレー禁止の処分となり、ソングクは29歳の若さで現役生活を終えた。
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