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田中碧の市場価値が急騰
ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するサッカー日本代表MF田中碧の市場価値が急騰している。ドイツメディア『エクスプレス』が現地時間25日に、特集記事でデュッセルドルフの3選手を紹介し、移籍が噂される田中についても触れた。
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同メディアはデュッセルドルフで市場価値が上昇した選手の一人として田中を紹介。トップ写真に田中を使用し、「フォルトゥナのスカッドで最も価値のある3人が最新の市場価値で輝いた。田中は新しい市場価値を与えられたのか」という見出しで特集している。
サッカーのあらゆるデータを取り扱うドイツの『transfermarkt』の最新の市場価値を『エクスプレス』が取り上げた。『transfermarkt』による昨年12月15日時点での田中の市場価値は250万ユーロ(約3億5000万円)だったが、今月22日発表の最新版では350万ユーロ(約4億9000万円)にまで上昇。約3ヶ月で1億円以上もアップした。
市場価値の急騰に『エクスプレス』は「市場価値の急騰はなんの驚きもない」と言及。ここまで公式戦25試合で7得点4アシストと活躍している田中を評価した。
田中にはボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)などから関心を抱かれており、ついにトップリーグへ挑戦となるか注目されている。さらに同メディアは「このMFの契約は2025年夏に満了となり、デュッセルドルフはこの状況下で田中をフリーで移籍させたいとは思っていない。もし、この日本人が本当に売却されることになるのなら、350万ユーロ(約4億9000万円)という市場価値はフォルトゥナのボスを喜ばせることになる」と言及した。
来年夏まで契約が残っているが、フリーでの移籍を阻止するには今夏での移籍が適当だろう。田中の去就に注目が集まる。
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