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なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集されなかったJリーガー6人。欧州組に引けを取らない実力者たち【3月シリーズ】

シリーズ:日本代表に招集されなかったJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

MF:脇坂泰斗(わきざか・やすと)

川崎フロンターレのMF脇坂泰斗
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年6月11日
所属クラブ:川崎フロンターレ
2024リーグ戦成績:4試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:4試合0得点0アシスト

 川崎フロンターレのMF脇坂泰斗は2021年から3年連続でJリーグベストイレブンに選出された。2022年からはチームのレジェンド・中村憲剛の背番号14を受け継ぎ、今やフロンターレの顔となっている。

 2019年にJリーグデビューとなった脇坂は、プロ初年度こそ出場機会を得ることができなかったものの、2年目にはチームの主力に成長。2020年から4シーズン連続で30試合以上に出場し、高い技術を持った選手がひしめき合うフロンターレの中盤の中で、2020年から4シーズン連続で30試合以上に出場し、チームに欠かせない存在となった。昨季はリーグ戦30試合に出場しキャリアハイとなる9ゴールをマーク。プレーに円熟味が増してきている。

 脇坂はプロ3年目の2021年、代表に初招集され韓国との親善試合で代表デビューを果たした。2022年に行われたE-1選手権にも出場したが、その後代表には一度も招集されていない。脇坂がプレーする中盤は日本代表の中でも屈指の激戦区だ。しかし、フロンターレで培った技術は本物。守田英正や田中碧といったフロンターレ時代のチームメイトが代表でプレーする中で、脇坂もその一員となり中盤を構成するシーンを見てみたい。

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