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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images 田中伸弥

12位:谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)


【写真:Getty Images】


生年月日:1991年7月15日
市場価値:150万ユーロ(約2.1億円)
23/24リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:27試合1得点1アシスト

 着実に世代交代が進む中で32歳の谷口彰悟は日本代表に継続的に招集されている。AFCアジアカップ2023でもベトナム代表との開幕戦で先発出場を飾るなど、森保一監督もその豊富な経験を高く評価していると考えられる。

 谷口の能力値で最高の数値を叩き出したのが「守備」である。目に見える派手さこそないが、長らく川崎フロンターレで主力を務めた経験を基にした読みの鋭いディフェンスで事前にピンチの芽を摘む。特にカバーリングの精度には定評があり、判断を間違えることも稀なため抜群の安定感を誇っている。

 身長は183cmと決して大柄ではないが空中戦に強く「フィジカル」も「80.2」と高い数値を叩きだした。その一方でスピードは並みなため日本代表のハイライン戦術にフィットしていると言われると、そこは難しいかもしれない。この弱点が露呈したのがイラク代表とのAFCアジアカップ2023であり、前半のみで交代に。代わって入った冨安健洋がリーダーシップを含めて抜群の存在感を示したことから、ポジション争いでは一歩後退してしまった。

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